【行事紹介】冬の義民祭― 命をかけて守られた、三木の暮らし ―

12月8日。
三木のまちは、静かに二人の義民を想う一日を迎えます。

冬の義民祭は、江戸時代に徳川幕府へ直訴し、
地域の暮らしを守った
岡村源兵衛大西与三右衛門の遺徳をしのぶ墓前祭です。


冬の義民祭とは

時は江戸時代。
豊臣秀吉の時代に認められていた地子免許(税の免除)の特権が、
徳川幕府の延宝の検地令
によって取り消されようとしました。

そのとき立ち上がったのが、
平田町の大庄屋 岡村源兵衛
平山町の年寄 大西与三右衛門

二人は命の危険を承知の上で、
羽柴筑前守秀吉による免租の制札を携え、幕府へ直訴。
その結果、三木の地子免許は守られました。

この勇気ある行動と、その志を後世に伝えるため、
義民祭は今も続けられています。


夏と冬、二つの義民祭

義民祭は年に二回行われます。

  • 夏の義民祭:7月18日
    本要寺(三木市本町2丁目3-6)
  • 冬の義民祭:12月8日
    本長寺(三木市府内町6-43)

季節は違えど、想いは同じ。
三木の歴史を静かに伝える行事です。


開催情報(2025年)

  • 開催日:2025年12月8日
  • 場所:本長寺
    (兵庫県三木市府内町6-43)
  • 主催:三木義民顕彰会

行事内容

  • お寺関係者・来賓による墓前法要
  • 三木義民のうた 合唱
  • 奉納柔道大会

華やかさよりも、想いを大切にする行事構成が印象的です。


みきぺだる的視点

普段、自転車で何気なく走っている道や町並み。
その“当たり前”が、
かつて命をかけて守られたものだったと知ると、
風景の見え方が少し変わります。

冬の冷たい空気の中で行われる義民祭は、
三木というまちの「芯」を感じられる時間。

走るだけでは出会えない三木が、ここにあります。


お問い合わせ先

三木市 市民協働課 市民交流係
〒673-0492 兵庫県三木市上の丸町10-30
TEL:0794-89-2311
FAX:0794-82-9792

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