
「防災の街・三木」から考える1.17。数字が語るあの日と、私たちが繋ぐ未来。
こんにちは、みきぺだるです。
1月17日が近づくと、私たちの住む兵庫県、そしてここ三木市でも、あの日を振り返る大切な時間が流れます。1995年の阪神・淡路大震災。当時を覚えている方も、まだ生まれていなかった方も、「防災の街」に住む私たちにとって、この日は特別な意味を持ちます。
記録から見る、三木市の被害数値
消防庁の確定データ(平成18年時点)を振り返ると、三木市においても決して他人事ではなかった震災の爪痕が見えてきます。
| 項目 | 三木市の状況 |
|---|---|
| 死者 | 1 名 |
| 負傷者計 | 19 名(重症2/軽症17) |
| 全壊(棟) | 25 棟 |
| 半壊(棟) | 94 棟 |
| 一部損壊(棟) | 5,033 棟 |
ここで注目すべきは、「一部損壊 5,033棟」という非常に大きな数字です。神戸などの沿岸部に比べ死者数は少ないものの、三木市内でも5,000軒以上の住まいに屋根瓦の脱落や壁の亀裂といった被害が出ていたのです。当時の市民が感じた揺れの恐怖と、その後の生活への不安がいかに大きかったかが想像できます。
教訓から「防災の拠点」へ
この震災の教訓を経て、三木市は単なる被災地の一角から、**「日本を支える防災の拠点」**へと生まれ変わりました。
- E-ディフェンス(実大三次元震動破壊実験施設): 世界最大級の実験施設として、建築物の安全性を日々検証しています。
- 兵庫県立広域防災センター: 消防や自衛隊の訓練、そして有事の際の救援物資拠点としての役割を担っています。
世界中の最新の防災知見が、ここ三木市に集まっている。それは私たち市民にとって、大きな誇りであり、同時に「防災をリードする意識」を持つべき責任でもあると感じます。
未来に向けて、私たちができること
震災から30年以上が経過し、記憶の風化が懸念されています。しかし、データが示す「5,033棟」という数字は、いつまた私たちの日常を揺るがすかもしれない現実を教えてくれています。
【今すぐできる、3つのこと】
1. 家庭内の再点検: 5,000棟以上の損壊の多くは家具の転倒や落下でした。固定は万全ですか?
2. 地域の避難所の確認: 三木市の防災施設や避難場所、家族で話し合えていますか?
3. 防災学習: 三木市にある防災公園や学習施設を訪れ、最新の知識をアップデートしましょう。
結びに
1月17日は、悲しみを思い出すだけでなく、「命を守る決意を新たにする日」です。防災の街・三木に住む私たちだからこそ、高い意識を持って、大切な家族や隣人を守れるコミュニティを作っていきたいですね。
まずは、備蓄品の消費期限チェックから始めてみませんか?
(参照:消防庁 阪神・淡路大震災 市町村被害数値)
