防災の街の「受援力」。令和6年改正計画から読み解く、三木市の救援体制

【最新】空から届く支援の輪。三木市の「活動拠点」と「ヘリポート」を知る

こんにちは、みきぺだるです。

前回の記事では阪神・淡路大震災の被害数値を振り返りましたが、今回は「未来の備え」の核心に迫ります。令和6年12月に改正されたばかりの「三木市災害時受援・応援計画」をもとに、災害時に全国から駆けつける応援部隊がどこに集まり、どこから空路で支援が届くのかをまとめました。

1. 命を繋ぐ空の拠点「ヘリポート」

陸路が寸断された際、救援物資や救急搬送の鍵を握るのがヘリコプターです。三木市には、あらかじめ指定された「常設」と「臨時」のヘリポートが存在します。

■ 常設ヘリポート(活動の要)

  • 兵庫県立広域防災センター(兵庫県消防学校): 110m×90mの広大な面積を誇る最大の拠点です。
  • 山陽道上り 三木サービスエリア: 高速道路直結の戦略的拠点です。

■ 臨時ヘリポート(身近な避難先付近)

大規模災害時には、市内の公園やグラウンドがヘリポートに変わります。

  • 緑が丘スポーツ公園
  • 三木山総合公園(野球場)
  • 三木グリーンパーク(グラウンド)
  • ともえ運動公園
  • ネスタリゾート神戸 第3駐車場(民間協力の重要拠点)
  • 県立吉川高等学校 第二グラウンド
  • 吉川総合公園(多目的グラウンド)

2. 応援部隊の集結地「活動拠点候補地」

市外からの消防、警察、自衛隊などが宿泊したり、物資を集積したりするための場所です。広大な「屋外面積」と「屋内面積」の両方を兼ね備えた施設が選ばれています。

施設名 主な役割・特徴
三木山総合公園 屋外約21万㎡の広大なスペースを活用。
三木ホースランドパーク 国道175号に接続し、アクセスの良さが強み。
メッセみき 屋内面積を活用した物資の仕分けなどに適しています。
ネスタリゾート神戸 347haという圧倒的面積を持つ民間防災拠点。
三木総合防災公園 約308ha。県全域をカバーする広域の防災拠点。

知っておくことが、安心に繋がる

これらの施設は、普段は私たちの「遊び場」や「憩いの場」です。しかし、いざという時には「三木市の命の砦」へと切り替わります。

自分の家の近くにどの拠点があるかを知っておくだけでも、災害時の「空の音(ヘリの音)」が不安な音ではなく、「支援が届いている安心の音」に変わるはずです。

【今回のチェックポイント】
・三木市のヘリポートは、公共施設だけでなく民間の「ネスタリゾート神戸」なども含まれる。
・これらの拠点は、単なる避難所ではなく、全国からの支援を受け入れる「玄関口」である。
・令和6年12月に計画が改正され、より実効性の高いものへと更新されている。

「防災の街・三木」の仕組みは、日々アップデートされています。私たち市民の意識も、一緒にアップデートしていきたいですね!

(参照:三木市災害時受援・応援計画 令和6年12月改正版)

知っておきたい!三木に来るヘリの種類

計画書にある「最大対応機種」という項目は、その場所にどれだけ大きなヘリが降りられるかを示しています。

● 小型・中型機(BK-117など)
機動力抜群。ドクターヘリや消防ヘリとして、負傷者の搬送や偵察に活躍します。三木SAのようなコンパクトな場所にも降りられます。
● 大型輸送機(CH-47Jなど)
自衛隊の巨大ヘリ。大量の物資や救助チームを一度に運びます。これを受け入れるには、三木山総合公園やネスタリゾートのような広い面積が必要です。

※大きなヘリが着陸する際は、強い風(ダウンウォッシュ)が発生します。指定された拠点付近にお住まいの方は、掲示板などの指示に従い、近づかないよう注意しましょう。

出展:防衛省航空自衛隊ホームページ
https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/CH-47J/index.html

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