カーボンニュートラル社会の実現が本格化するなか、
三木市にも最先端の環境エネルギー施設が稼働しています。
それが、
大栄環境株式会社 「三木バイオマスファクトリー」
本施設は、
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社(MHIEC) が設計・建設を担い、2023年10月より本稼働しました。

三木バイオマスファクトリーの特徴
◆ 処理能力:440トン/日
(220トン/日のストーカ式焼却炉×2基)
◆ 発電能力:11,700kW
◆ バイオマスと廃棄物の混焼
地域から発生する
- 廃木材
- 食品残渣
- 各種産業廃棄物
などを混焼し、
処理過程で生じる熱エネルギーを利用して高効率発電を行います。
単なる焼却施設ではなく、
「エネルギー回収型」のサーマルリサイクル施設です。
◆ 処理フロー

地域循環共生圏という考え方
この施設の大きなポイントは、
廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏の構築
地域で発生した資源を地域で処理し、
そのエネルギーを再び地域へ還元する。
まさに、
“ごみを資源へ変える”インフラ。
施設概要
- 施設名称:三木バイオマスファクトリー
- 所有者:大栄環境株式会社
- 所在地:兵庫県三木市口吉川町吉祥寺字谷124番1 ほか
- 発電能力:11,700kW
- 試運転:2023年6月
- 本稼働:2023年10月
発電能力 11,700kWってどれくらい?
三木バイオマスファクトリーの発電能力は
11,700kW(=11.7MW)。
数字だけではピンとこないので、身近なものに置き換えてみます。
■ 一般家庭でいうと

一般家庭の電力使用量から換算すると、
約3,000世帯分の電力規模。
三木市 はおよそ3万世帯規模とされており、
単純計算では 市全体の約10分の1を支えられる規模 になります。
「市の1割をまかなえる発電所がある」と考えると、
そのスケール感が一気に具体的になります。
■ 電気自動車でいうと

例えば
テスラ の
Tesla Model 3(約60kWh)で計算すると、
11,700kWh ÷ 60kWh = 約195台分
つまり、
約200台のEVをフル充電できる電力量(理論値)。
■ つまり…
- 三木市の約10分の1の世帯規模
- EV約200台分のフル充電
地域から出た廃木材や食品残さなどが、
これだけのエネルギーへと変わる。
数字を“まちのサイズ”に置き換えると、
三木の中で動いているエネルギーの大きさが、ぐっと実感できます。
みきぺだる的視点
三木市といえば金物のまち。
でもその一方で、最先端のエネルギープラントが動いている。
発電能力11,700kW。
約3,000世帯分。
三木市全体の約10分の1を支えられる規模。
さらに言えば、EVなら約200台をフル充電できる電力量。
地域から出た廃木材や食品残さが、
これだけのエネルギーへと姿を変えている。
口吉川方面をサイクリングしていると、
遠くに見える大きなプラント。
あそこでは、
三木の資源が電気に変わっている。
そう思いながらペダルを踏むと、
ただの景色だった建物が、
“まちの未来装置”に見えてくる。
伝統産業と、最先端の循環技術。
三木は、過去と未来が同時に動いているまち。
観光地だけではない。
産業の裏側を知ることも、
みきぺだる的な三木の楽しみ方です。
https://www.mhi.com/jp/group/mhiec/news/230524.html
