兵庫県三木市・東這田(ひがしほうだ)地区にある美坂社(みさかしゃ)では、毎年5月初旬に例祭が開催されます。
地域に根付いた伝統行事で、勇壮な屋台(やたい)(地元ではたいこと呼んだりします)が登場し、担ぎ手たちの熱気とともに春の訪れを感じられるお祭りです。
規模は大きすぎず、“地元密着型の祭り”の良さがしっかり残っているのが魅力。
観光というより、「地域の文化を間近で感じる」タイプのお祭りです。
東這田の屋台について
東這田の屋台は、歴史と職人技が詰まった一台。

■ 建造と改修
- 昭和3年:淡路の大工・柏木福平によって建造
- 平成14年:大改修
長い年月を経ても大切に受け継がれてきた屋台です。
■ 彫刻の見どころ
狭間(さま)彫刻は、井波彫刻師によるもの。
- 川原啓秀 作
- 「楠公子別れ」
- 「桜井の駅」
歴史的な名場面が細かく彫り込まれており、近くで見ると圧倒されます。
■ 屋台装飾・意匠
各部にも見どころが詰まっています。
- 水引幕:「平清盛と安芸の宮島」
- 背面:赤間神宮
- 高欄掛:「壇ノ浦の合戦」
歴史や物語をテーマにした装飾が特徴で、“動く文化財”のような存在です。
■ 鳴り物
- 太鼓:2尺4寸
担ぎとともに響く太鼓の音が、祭りの高揚感を一気に引き上げます。
例祭の楽しみ方
東這田の例祭は、こんな楽しみ方がおすすめ👇
- 屋台の練りを間近で見る
- 担ぎ手の掛け声と一体感を感じる
- 彫刻や装飾をじっくり観察する
派手な演出よりも、“本物の地域祭りの空気”を味わえるのが魅力です。
開催場所
美坂社(みさかしゃ)
〒673-0444 兵庫県三木市別所町東這田712
三木市東部ののどかな地域に位置する神社で、
例祭当日はこの周辺で屋台の練りや行事が行われます。
まとめ|三木の春を感じるローカル祭り
東這田・美坂社の例祭は、
- 歴史ある屋台
- 精巧な彫刻
- 地元の熱気
この3つが揃った、三木市らしいお祭りです。
5月初旬、少し足を伸ばして
“地域のリアルな祭り”を体験してみるのもアリです。
